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マダムの話。

P1のマダムの話。

以前、ブログにも書いたけれど、私は一つの決断をした。
赴任した次の日からずーっと見てきた比較的賢い大きな男の子一人と女の子一人をP1(小1)の授業に参加させて、新しいかなり重たいと思われる女の子一人を受け入れた。

それに伴って、彼ら二人と前任の時からずーっと同じ特別教室で授業を受けていた一人の男の子が、P1に行きたがるようになった。私は、彼がP1で友達と一緒に授業を受けたいのなら、理解できるできないは別にして、いいんじゃいかって正直思った。

というのも、やっぱり私は6月に帰るから。6月の半ばからは否が応でもP1で授業を受けなきゃいけなくなる。だったら、私は今行っても、3ヶ月後に行っても、大して変わらない。そう思ったから。

さらに正直に言えば、P1に行った二人も然り、行きたがる男の子二人も然り、私は彼らにもう何もしてあげられない。どんなに職業訓練的なことを私が取り入れたとしても、それを継続する人や環境が無い。そして、もうとっくにアカデミックな学習については、彼らの限界が来ている。文字を書くことに意味があるとは思うけれど、ひたすらなぞり書きをしても、もうなぞり書きから上の階段に登ることは無い。

あきらめては無いよ。やることに意味はあると思ってる。
だけど、どんなに私ががんばって、職業訓練的なことをやっても、それは続かない。
最後の最後のタームになって、やっぱり、ここに行き着く。。。。

とまぁ、こんな理由から、「行きたいなら行ってもいいよ」といってた。
言われたP1の先生からしたら迷惑この上ないのだけど。

そしてある日、休み時間が終わってもP1から帰ってこず、しれっと戻ってきた彼に、「本当にP1に行きたいのなら、今一緒に行こう」って、P1に連れて行った。

そしたらね、マダムが彼にちゃんと分かるように、説明してくれたんだ。
「カトゥンバは、名前が書けるからP1で勉強できるんだよ。ムゲルワは名前が書ける?かけるなら、地面に書いてみなさい。」って。勿論、彼は名前がかけなかった。

正直、長い目で見ても彼は名前は書けるようにならないと思う。そういう障害だと思う。
だけど、彼はそれで納得できて、ちゃんと私のクラスに戻ってくるようになった。
軽度の知的障害がある彼らには、彼らが納得できる理由をもって、納得させなきゃ意味が無い。
そういうことが誰に言われるでもなくできるマダムをすごいと思った。


ないものねだり。
P1のマダムが一緒に学級運営してくれるカウンターパートだったら、どんなに良かったんだろう。残るものも沢山あって、彼らの未来がもっともっと開けるはずなのに。
今まで一回も口に出したこと無かったけど、やっぱりそう思った。
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Bishop Brown P.S | CM(0) | TB(0) 2012.02.20(Mon) 19:38
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